革製品の魅力に惹かれて、気づけばレザークラフトの世界に足を踏み入れていた。
最初はただ「カッコいい」という理由だけだったけれど、作る過程で“手と心を鍛える時間”だと気づいた。
この記事では、僕がレザークラフトを始めたきっかけと、今も続けている理由をまとめています。
革製品って、カッコいいですよね。
財布、カバン、キーケース、ジャンバー──どれも持っているだけで背筋が伸びるような存在感がある。
そして、クンカクンカしたときのあの独特な匂い。たまらない。
僕がレザークラフトを始めた理由は、ただひとつ。
「カッコいいから」。本当にそれだけだった。
でも、お店で革製品を買おうとすると高い。
色々欲しいけど、そんなにお金はない。
「じゃあ、自分で作ればいいんじゃない?」
そう思って、とりあえず形から入って道具を一式揃えた。
……が、使い方が全く分からない。
作り方も知らない。
結局、道具はしばらく眠ったまま。
(道具もそれなりに高かったのに……)
それでも「このままじゃもったいない」と思い、
レザークラフト技法辞典の3巻(装飾編)を買って勉強を始めた。
今みたいにYouTubeなんてない時代。
写真を見ながら手探りで作るのは大変だったけど、楽しかった。
染色、カービング、スタッズ、ステッチ──
そんな難しい技法は何一つできない。
でも、切る、擦る、縫う。
ただそれだけで、簡単なものなら作れるようになった。
感性や創造性の鍛錬とは言ったものの、まだまだ完全に趣味の領域。
人に自慢できるレベルじゃない。
それでも、いつかは
「これ、俺が作ったんだぜ」
と胸を張って言えるようになりたい。
レザークラフトは、僕にとって“手と心を鍛える”時間。
「鍛心記」の一部として、これからも成長を続けていくつもりだ。


