ハンドクラフトやDIYでよく使われる「ハトメ」と「カシメ」。どちらも金具を打ち込んで素材を補強したり、装飾したりするためのパーツですが、初心者の自分からすると違いが分からんッ。
ってことで、この記事では、それぞれの特徴と取り付け方法を比較し、目的に応じた使い分けを解説します。
🔵 ハトメとは?
ハトメは、布や革などに穴を開けて補強するための金具。紐やコードを通すために使われることが多く、見た目もスッキリしています。
✅ 取り付け方法
- 穴を開ける:ポンチや穴あけ工具で素材に適切なサイズの穴を開ける
- ハトメをセット:表側にハトメの表パーツ、裏側にワッシャー(裏パーツ)を当てる
- 打ち具で固定:専用の打ち具(ハトメパンチや打ち棒)で叩いて固定する
💡 特徴
- 紐通しや通気穴に最適
- 見た目がスマートで装飾性も高い
- 強度はカシメよりやや劣るが、用途に応じて十分
🔴 カシメとは?
カシメは、2枚の素材をしっかりと固定するための金具。レザークラフトやバッグの補強、装飾に使われることが多く、強度が高いのが特徴です。
✅ 取り付け方法
- 穴を開ける:素材にカシメの軸が通る穴を開ける
- カシメをセット:表側に頭パーツ、裏側に足パーツを差し込む
- 打ち具で固定:カシメ打ち棒と台座を使って、しっかりと叩いて固定する
💡 特徴
- 強度が高く、素材同士の固定に最適
- 装飾性もあり、レザーや厚手素材に向いている
- 一度打つと外すのが難しいため、位置決めが重要
🆚 比較まとめ

📝 まとめ
ハトメは「通す・飾る」、カシメは「留める・補強する」。目的に応じて使い分けることで、作品の完成度や耐久性が大きく変わります。初めて使う方は、100均やクラフトショップで専用打ち具付きのセットを試してみるのもおすすめです。


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