相場を続けていると、どうしても「心が乱れる日」がある。
負けた日だけではない。勝った日でも、妙な高揚感が残って落ち着かないことがある。
僕自身、何度もその波に飲まれてるし、現在も飲まれ続けている。
今日は、そんな日の“実体験ベース”での対処法をまとめておく。
特別なことは何もない。ただ、淡々と積み重ねてきた中で「効いた」と感じたものだけを書いた。
1. まず、チャートから離れる
心が乱れたときほど、チャートを見続けてしまう。
「取り返したい」「もっと伸びるかも」
そんな雑念が、視界の端にまとわりつく。睡眠もよく取れない。
僕は、心がざわついた瞬間に強制的にチャートを閉じるようにしている。
PCを閉じる、スマホを別の部屋に置く。
これだけで、頭の中のノイズが一段落ちる。
2. 5分だけ深呼吸する
大げさな瞑想ではなく、ただ呼吸を整えるだけ。
背筋を伸ばし、鼻から吸って、ゆっくり吐く。
5分もすれば、さっきまでの焦りが「ただの反応」に過ぎなかったと気づく。
相場の乱れより、自分の呼吸の乱れのほうが問題だったりする。
3. その日のトレードを“事実だけ”書き出す
心が乱れているときは、感情が勝手に物語を作り始める。
- 「自分は下手だ」
- 「また同じミスをした」
- 「才能がない」
こういう言葉は、事実ではなく“感情の吹き出し”だ。
僕はノートに、数字と行動だけを書く。
- どこで入ったか
- どこで出たか
- 何を根拠にしたか
- どこがズレていたか
感情を排除して書くと、意外なほど冷静になれる。
4. 体を動かす(特に外に出る)
心が乱れた日は、家の空気が重く感じる。
そんなときは、外に出て歩く。
走る日もある。
外の空気に触れると、相場の世界がいかに“狭い箱”だったかを思い出す。
世界は広い。
チャートは小さい。
そう思えるだけで、心の余白が戻ってくる。
5. その日の自分を「責めない」
相場で心が乱れた日は、つい自分を責めてしまう。
でも、責めても上達はしない。
むしろ、翌日の判断が鈍る。
僕はこう考えるようにしている。
「乱れた日は、鍛錬のチャンスが来た日」
乱れた心を整える練習こそ、相場の本質だと思う。
勝ち負けよりも、心の扱い方のほうがよほど難しい。
6. 最後に、早く寝る
心が乱れた日は、判断力も集中力も落ちている。
そんな状態で夜更かしすると、翌日まで引きずる。
僕は23時に寝る生活を続けているが、乱れた日は特にこのリズムを崩さないようにしている。
睡眠が整うと、翌朝の頭のクリアさがまるで違う。
まとめ:乱れた日は「整える日」と割り切る
相場で心が乱れるのは、弱さではない。
むしろ、真剣に向き合っている証拠だ。
大事なのは、乱れた心をどう扱うか。
僕はこれまで何度も失敗し、そのたびに少しずつ整え方を覚えてきた。
- チャートから離れる
- 呼吸を整える
- 事実だけ書く
- 外に出る
- 自分を責めない
- 早く寝る
どれも地味だが、確実に効く。そして簡単なように見えて実は難しい。
乱れた日は、鍛錬の日。
そう思えるようになってから、相場との距離感が少しだけ優しくなった。


