日々の鍛錬では「順番」が意外と大きな差を生む。
同じ30分でも、先に何をするかで体の反応も、疲労の残り方も変わってくる。自由時間の少ない40歳代、出来ることなら同じ時間でも効率を最大化することが出来た方が良い。
この記事では、筆者がこれまで試してきた流れと、一般的なトレーニング理論の両面から「筋トレ → ランニング」「ランニング → 筋トレ」の違いを静かに整理しておく。
結論:目的によって順番は変わる
先に答えを書くと、次のように分かれる。
- 筋肉をつけたい → 筋トレが先
- 脂肪を落としたい・心肺を鍛えたい → ランニングが先
- 朝のルーティンで体を整えたい → ランニングが先でも後でもOK(好みで決めて良い)
どちらが“正解”というより、目的に合わせて順番を変えるだけで鍛錬の質が上がる。
1. 「筋トレ → ランニング」のメリット
筋トレを先にすると、体のエネルギー(糖)が筋肉に優先的に使われる。
そのため、筋トレのパフォーマンスが落ちにくい。
● メリット
- 重量が扱いやすく、筋肥大につながりやすい
- ランニングは“仕上げ”として脂肪燃焼に回せる
- トレーニング全体の満足感が高い
● 向いている人
- 体を大きくしたい
- メインは筋トレで、ランニングは補助という位置づけ
- 夜に鍛えることが多い人
2. 「ランニング → 筋トレ」のメリット
ランニングを先にすると、体が温まり、呼吸も整う。
朝のルーティンとの相性が非常に良い。
● メリット
- 体が温まって筋トレのケガ予防になる
- 心肺が先に刺激され、脂肪燃焼が進みやすい
- 朝の“目覚め”として最適
● 向いている人
- 体脂肪を落としたい
- 朝に鍛える習慣がある
- ランニングがメインで、筋トレは補助的
3. 朝のルーティンなら「ランニング先」が自然
筆者も朝はランニングから入ることが多い。
外の空気を吸い、体温が上がり、頭が静かに冴えてくる。
その後に軽い筋トレを入れると、1日の“芯”が整う。
これは『40代が無理なく続けられる朝のルーティン』でも触れた通り、朝の鍛錬は“整える”ことが目的になるからだ。
4. 夜の鍛錬なら「筋トレ先」がしっくりくる
仕事終わりの夜は、体が重く、集中力も落ちやすい。
そんな時は、まず筋トレでスイッチを入れると、気持ちが前に向く。
その後に軽く走ると、1日の疲れがスッと抜けていく。
夜のランニングは“リセット”の役割が強い。
5. 迷ったら「筋トレ → ランニング」でOK
目的が混ざっている場合は、筋トレを先にするのが無難。
理由はシンプルで、筋トレは疲れていると質が落ちやすいから。
ランニングは強度を調整しやすいため、後ろに回しても破綻しない。
まとめ
- 筋肉をつけたい → 筋トレ先
- 脂肪を落としたい → ランニング先
- 朝のルーティン → ランニング先が自然
- 夜の鍛錬 → 筋トレ先がしっくりくる
- 迷ったら筋トレ先でOK
鍛錬は“続けられる流れ”を作ることが最も大切。
順番に迷ったら、まずは自分の生活リズムに馴染む方から試してみると良い。


